【かぎ針テクニック】細編みでいきなり作り目/土台の目を編む方法

2016/01/21

かぎ針テクニック 解説動画

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英語ではFoundation Single Crochet (ファンデーションシングルクロッシェ)と呼ばれている、細編みでいきなり作り目(土台の目)を編む方法を紹介したいと思います。
海外の作品では下側から編む帽子や手袋など伸縮性がいる作品づくりに多く使われているんですよ。日本では何というのでしょうか?日本語で紹介しているのが見つからなかったので、適当に「細編みの作り目」と訳しましたが、正しい訳をご存知の方、もしくは「この言い方のほうがイメージしやすい」という言葉がありましたら教えてください。

通常、1段目に細編みを編む作品の際には、必要数の鎖編みを編み(鎖編みの作り目)、その後、細編みを鎖に編みつけて1段目としますが、今回の編み方では鎖編みと細編み(作り目+1段目)が一気に編みあがります。この編み方のメリットはとてもよく伸びるということ(伸縮性が高い編み方です)、作品の始まりの部分も美しく見えることです。

とくに、ボトムから編む帽子やレッグウォーマー、ハンドウォーマー、袖口など筒状のものを編むときにおすすめです。鎖編みは伸びないのでつい大き目に作ってしまってシルエットが思ったようにでないなんてこともあるかと思います。

覚えてしまえば簡単なのでぜひこの機会に取り入れてみてください。

【のちほど動画を埋め込みます】


細編みの作り目を編んでみましょう

鎖編みから編みはじめます

鎖編みを2目編みます。

針を最初の鎖編みに入れます。左側の半目と裏山の2本です。

糸を引き出します。
針には2つのループがあります。

糸をかけ、ループを1つだけ抜きます。

もう一度、糸をかけ残りの2つのループを引き抜きます。
これで1目めが編めました。


次の目を編みます

左側の2つのループに針をいれます。裏から見ると鎖編みの様に見える部分です。

裏側から見ると鎖編みのように見える


糸を引き出します。

針には2つループがあります。
先程と同じように、糸をかけ、ループを1つだけ抜きます。

もう一度、糸をかけ残りの2つのループを引き抜きます。

繰り返し必要なだけ編んでいきます


細編みの作り目の解説動画

Youtube上でテキストを追加したら中国の漢字みたいになっちゃいました。



細編みの作り目をつないで輪にする方法


必要な目の数の1目手前で止まります。(30目を輪にしたければ29目で止まります)
今までと同じように左側の2つのループに針をいれ糸を引き出します。


編み始めの鎖編みに針をいれ糸を引き出します。

針には3つのループがあります。
そのまま、真ん中のループを引き抜きます。
(引き出したループを引き抜きます)





糸をかけ針に残った2つのループを引き出します。
(下側がつながり、最後の細編みが編めた)

最初に編んだ細編みの頭にいつも通りにつなぎます。



細編みの作り目のつなぎ方補足動画

説明文を埋め込み忘れてしまったので、字幕を有効にしてごらんください。




長編みの作り目の動画(Chainless Foundation Double Crochet )




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あもろあやか
あもろあやか

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