【かぎ針初心者向け】細編みのサンプラーバッグの編み方

いろいろな細編みを組み合わせて編んだバッグ

ざくざく編めて人気のTシャツヤーンを使ったバッグ

細編みのバリエーション以外にでてくる編み方は「鎖編み」と「引き抜き編み」だけです。

このバッグは細編みのサンプラー（見本）になっているので、他の作品を編むときにどの編み方がよさそうか確認するためにも使えます。
Tシャツヤーンで編むクラッチバッグによく使われる編み方を盛り込んでありますから、このバッグを編めばオリジナルのクラッチバッグなども編めるようになると思います(^^♪

Tシャツヤーンのバッグを編むのにはもちろん細編み以外の編み方でもよいのですが、編み地が伸びにくくある程度しっかりした仕上がりになるので、クラッチバッグには細編みで編むのが向いています。

Tシャツヤーン細編みのサンプラーバッグの編み方

底の部分から編みはじめます。本体部分から続けて持ち手を編んでいきます。
いろいろな細編みをすじ編みを区切りとして編んでいきます。
底以外で増減はなく輪にして（常に表を見ながら）編んでいくバッグです。

使った材料と道具

• かぎ針　7ｍｍ
• はさみ
• ギンガムオリジナルテープヤーン　4玉弱

楽天市場「手芸の店ギンガム」で購入したTシャツヤーンです。人気のズパゲッティみたいな糸ですが、リサイクルヤーンではないので太さも一定で汚れもありません。7ｍｍもしくは10号のかぎ針でちょうどよく編める太さです。

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出てくる編み方

名前は適当につけたものもありますm(__)m正式な呼び名をご存じでしたら、ぜひ教えてください。

• 鎖編み
• 引き抜き編み
• 細編み

• かわり細編み（ひねり細編み）

通常の細編みは針をいれたあと、下からすくうようように糸を針にかけるが、上から糸を巻き込むように糸をかける。その後は通常の細編みと同じに編む。

ひねり細編みの糸のかけかた このまま引き抜く。

• メリヤス細編み

細編みの頭の部分ではなく、足の部分を割るように針をいれて編む細編み。
Youtubeに動画がありますのでご確認ください。

• すじ編み

細編みの頭の奥の半目だけを拾って編む細編み。手前の半目が筋のように残る。

• ロング細編み

前々段の細編みに針を入れて編みくるむように編む細編み。

作り目

鎖編み20目。最後の目に印をつける。

バッグの底の部分から編んでいきます

１．
鎖編み1目で立ち上がり、作り目の鎖編みの裏山を拾って20目細編みを編む。



編み地を縦長になるように持ち、最後に編んだ細編み（20目め）と19目めの間に針をいれ細編みを1目編む。

バッグ底のマチを編んでいます

編みはじめの鎖編みと20目の細編みの間にできたスペースに針をいれて細編みを1目編む。

マチ部分が編み終わります

作り目の鎖編み1目めから20目めまで細編みを編む。

1.作り目の鎖編みにの1目めに針をいれたところ 2.細編みを1目編んだところ 3.鎖編みから目を拾って編んでいく

最後の細編みが編み終わったら、反対側と同じように最後に編んだ細編み（20目め）と19目めの間に針をいれ細編みを1目編む。

編み地は縦向きに持つ

細編みが1目編めたところ

いま編んだ細編みといちばん最初に編んだ細編みの間の部分に針をいれて細編みを1目編む。



最初の細編みの頭につないでバッグの底部分の完成。（20+2+20+2＝44）

バッグ本体を編んでいきます

>>各段の終わりでは引き抜き編みでつなぎます。
>>つなぐときには目の頭に針をいれます。

1段目
立ち上がりは編まずに細編みで1周編む。（44）

>>Tシャツヤーンは糸が太いので立ち上がりも目立ちます。気にならない場合は立ち上がりを編んでももちろん良いです。
>>わかりやすいように1目編んだら印をつけておきます。

バッグ本体1段目　細編みを編む

2段目と3段目　
立ち上がりは編まずに、奥の半目だけを拾って細編み（すじ編み）を1周編む。（44）

色を変えています　すじ編みで2段目と3段目を編む

4段目から7段目
立ち上がりは編まずに、かわり細編み（ひねり細編み）を1周編む。（44）

8段目
立ち上がりは編まずに、奥の半目だけを拾って細編み（すじ編み）を1周編む。（44）

16段目
立ち上がりは編まずに、奥の半目だけを拾って細編み（すじ編み）を1周編む。（44）

バッグの持ち手の部分を編んでいきます

17段目
立ち上がりは編まずに、6目細編みで進む。
鎖編み10目。細編みは10目飛ばす。
12目細編みで進む。
鎖編み10目。細編みは10目飛ばす。
残りの6目に細編みを編む。
（6+10+12+10+6＝44）

細編みを6目編んだところ

鎖編み10目

10目とばして細編みでつなぐ 12目の細編みの1目めになる

細編みを12目編んだところ つづけて鎖編み10目編む

18段目
立ち上がりは編まずに、6目細編みで進む。
鎖編みの裏山を拾って細編みを10目編む。
続く12目に細編み。
鎖編み10目の裏山を拾って細編みを編む。
残りの6目に細編みを編む。

鎖編みの裏山を拾う

19段目
立ち上がりは編まずに「ロング細編み」で6目進む。

引抜編みでつなぎ終わったところ。 丸で囲ってある前々段の目に針をいれて細編みを編む

針を入れ糸を引き出したところ

持ち手の部分は前々段で編んだ鎖編みを拾って「ロング細編み」を10目編んでいく。

ロング細編み6目編んだところ まるで囲った鎖編みに次のロング細編みは編む

鎖編みに針をいれたところ

糸を引き出して細編みを編む

持ち手の部分にロング細編みを編んでいるところ

10目編み終わったら先ほどと同じように前々段に針をいれて編んでいく

続く12目に「ロング細編み」。
前々段で編んだ鎖編みを拾って「ロング細編み」を10目編んでいく。
残りの6目に「ロング細編み」を編む。

最初の目に引き抜き編みでつないで完成。

お読みいただきありがとうございました