かぎ針の素材と形状
かぎ針には色々な種類があってこれから道具をそろえようと考えている方はどのタイプを買えばよいのか悩んでしまうかもしれません。今回は簡単にかぎ針の種類について書きましたのでかぎ針選びの参考にしていただけると嬉しいです。
かぎ針の素材
かぎ針には木製、竹製、金属製、樹脂製(プラスチック)などの種類があります。
両端にかぎ部分が着いた両かぎタイプ、先端にのみかぎ部分が着いた片かぎタイプがあります。
持ち手の部分はまっすぐな棒状になっているもの、真ん中辺りが薄くなるように加工されているもの、グリップが付いているものがあります。
両端にかぎ部分が着いた両かぎタイプ、先端にのみかぎ部分が着いた片かぎタイプがあります。
かぎ針の持ち手の部分
持ち手の部分はまっすぐな棒状になっているもの、真ん中辺りが薄くなるように加工されているもの、グリップが付いているものがあります。
昔からある金属のかぎ針は持ち手の真ん中部分が薄くなるように加工されているものが多いです。長く編んでいると指が痛くなった経験がある方も多いのではないでしょうか。細いのでしっかり握れずに編み加減もなかなか安定しにくいです。冬は指先から熱が奪われて冷たくなるなんてご意見もありました。
金属製のかぎ針は300円程度から購入することができます。
短時間で小さいものを編むときには良いかもしれませんが、ある程度のサイズ/時間のかかるものには後述するグリップ付きのタイプをおすすめします。
金属製のかぎ針は300円程度から購入することができます。
短時間で小さいものを編むときには良いかもしれませんが、ある程度のサイズ/時間のかかるものには後述するグリップ付きのタイプをおすすめします。
グリップ付のかぎ針編みの比較
グリップ付きのかぎ針は近年さまざまなメーカーから販売されています。
特に人気があるのは、ペンE(クロバー)、アミュレ(クロバー)、etimo(チューリップ)、ラクラク(ハマナカ)、などでしょうか、ニットプロのも人気がありそうですね。
価格は700円程度で購入できるものが多いです。
編み心地の好みはそれぞれですが、以下グリップ付かぎ針の選び方の参考にしてみてください。Amure(アミュレ)(Clover/クロバー)
アミュレは先端が小さ目なので編み地に差し入れやすいと感じる方も多いようです。 グリップ全体がラバー素材でできているので安定しやすい作りになっています。私は針先までがちょっと遠く感じます。 560円円程度から(メーカー希望小売価格704円)
ペンE(Clover/クロバー)
ペンEは持ち手の部分が比較的フラットで軽量、長時間使っていても疲れを感じにくいです。
持ち手の一部にラバー素材のようなパッドが使われていてそこに指を当てると滑りにくいです。
650円程度から(メーカー希望小売価格864円)
ETIMO/エティモ(Tulip/チューリップ)
ETIMO(エティモ)は指の当たる部分の手前側の部分がへこんでいて指の収まりがよく、素材もラバーで滑らずに安定します。。グレーにゴールドの針のカラーコンビネーションがシックな感じです。ピンク色の可愛いタイプも発売されているようです。
650円程度から(メーカー希望小売価格810円)
アミアミラクラク両かぎ針(ハマナカ)
ハマナカアミアミラクラク(グリップ付)は使用したことがありませんが、通常の両かぎ針にグリップが装着されて編みやすくする工夫がされている商品のようです。カラフルでかわいいですね。
サイズごとに色が違うので探すのが楽そう。600円程度から、両かぎなのでお得な感じがしますね。
グリップ付のかぎ針の比較にはこちらの記事が参考になります
etimo エティモ・ペンE・ハマナカかぎ針比較レポ!(kaushika~ 破壊的爆編みブログ ~)
かぎ針セット~アミュレ&エティモ~ (ちゃなまめ屋*編込みニットバッグ ~かぎ針日記)
CLOVER アミュレvsTulip エティモ!3号かぎ針で徹底比較!(編み物ブログ.com)
グリップ付のかぎ針についてツイッターでアンケートをしました
9件の回答なので統計的にはほとんど意味がないですが、協力してくれた方はアミュレを使っている方が多かったようです。両かぎをメインに使っていると教えてくださった方もいました。
その他のかぎ針
他にも竹製/木製でグリップが付いているものや、竹製/木製/プラスチック製などの片かぎタイプなど色々なかぎ針が市販されています。
私はこの写真のタイプのかぎ針を愛用しています。ラバーグリップのものは確かに疲れにくいのですが、ずーっと触っているには感触があまり好きではなくて。手の温度がじんわりなじんでくる竹製や木製のが一番好きです。
HANDMADE WOOD FURLS CROCHET HOOK: ALPHA SERIES Photo by FURLS |
また、木製のかぎ針にはアートのように美しい手作りのものもよく見られます。
この写真のかぎ針は約$80、120円換算で9600円程度の高価なものです。
こちらのかぎ針は手の健康(腱鞘炎など)になりにくいよう、快適に編むことができるように考えられて作られていて人気のある商品です。
温かみがあって素敵だと思いませんか?いつか使ってみたいものです。
【追記:2016/03/18】このかぎ針を購入しました。購入方法など紹介しています。
100円ショップのかぎ針はどうなのか
ダイソーのグリップ付のかぎ針 |
初心者の方が100円ショップのかぎ針を買おうと思っていると聞くと、以前は反対していました。格段に編みにくくてかぎ針編みを嫌いになりそうなほどだからです。同じ道具とは思えないくらいに編みにくいです。
特にコツをつかむまで道具は良いものを使った方が上達も早くなりますし、何より無駄なストレスが減ります。
先日ダイソーを訪れたらグリップ付のかぎ針が新発売されていました。
これはなかなか工夫されていて今まで売られていたかぎ針に比べれば編みやすい良いものです。
ヘッド部分が目に入れにくいといった欠点はありますが100円と思えばいいかも。
それでも、これから購入しようと思っている方には上記で紹介したきちんとしたメーカーのものをおすすめします。
結論:これからかぎ針を買うにはどれを買うべきなのか
- グリップ付のもの
- クロバー/ハマナカ/チューリップなどのメーカーもの
好みはそれぞれですが、グリップ付のかぎ針は本当に編みやすく楽なものです。
長くかぎ針から離れていた母が再開したときにグリップ付のかぎ針を使ってみて、あまりに楽に編めることに感動してすぐにセットを購入したほどです。
私の独断で決めちゃうならETIMOです。まずは1本買って使ってみてください。
サイズは5号か7号をおすすめします。
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お読みいただきありがとうございました
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