段染め糸Snailで編むグラニーバッグの編み方
かぎ針編みのグラニーバッグ |
Youtubeで見つけたソリッドグラニースクエアのバッグの編み方を紹介します。
ソリッドグラニースクエアはかぎ針編みの基本のモチーフの一つで角の部分で目を増やしながら前段の長編みには長編みを編んでいくことでできます。
このバッグでは底面の部分をソリッドグラニースクエアで編み、サイドの部分では増し目をしないことで立体化しています。
規則を覚えてしまえばサイズ変更も容易にできますし、編み図も必要ないくらい簡単に編むことのできるバッグです。
Original Pattern and Video Tutorial
必要な道具と毛糸
- ハサミ
- 毛糸とじ針
- 使用した毛糸:スネイル(2/3玉程度でできました。)
- 使用したかぎ針:5号
出てくる編み方
- 鎖編み
- 細編み
- 細編み2目一度
- 中長編み
- 長編み
- 長編み2目一度
- 立ち上がりの長編み
立ち上がりの長編みの編み方
針にかかっているループを長編みの高さ分ほど長く引き出し、ループを針に巻き付けて糸をかけ巻き付けたループを引き抜き、もう一度糸をかけて針にかかっているループ2つを引き抜く。立ち上がりの鎖3目の代わりにいきなり長編みを編む方法(Chainless Starting Double Crochet)は、こちらの動画でご確認ください。難しいようでしたら通常通り鎖編み3目で編んでも大丈夫ですよ。
ソリッドグラニースクエアのバッグの編み方
- 段の始まりの立ち上がりは立ち上がりの長編みで編む
- 段のの終わりは中長編みでつなぐ
底面を増し目しながら編み、サイドも続けて編んでいき本体を完成させます。そのまま1つ目の持ち手を鎖編みで編み糸を切ります。2つ目の持ち手を編み、そのまま細編みで縁取りを編み、鎖編み部分に細編みを編みつけて縁取りまで編みます。糸を切り残りの縁取りとハンドル部分に細編みを編みます。
底の部分を四角く編んでいきます
かぎ針編みのグラニーバッグの編み図:底の部分 |
1段目-8段目まででバッグの底を編みます。
ソリッドグラニースクエアの要領で角から編み始めます。
角の部分に長編み2-鎖編み2-長編み2を編み入れて、前段の長編みには長編みを編むことを繰り返して編んでいきます。
1辺につき4目ずつ増えていきます。
- 1段目の1辺の長編みの数は3
- 2段目の1辺の長編みの数は7
- 3段目の1辺の長編みの数は11
- 4段目の1辺の長編みの数は15
- 5段目の1辺の長編みの数は19
- 6段目の1辺の長編みの数は23
- 7段目の1辺の長編みの数は27
- 8段目の1辺の長編みの数は31
1.輪の作り目のなかに、長編み3-鎖編み2- 長編み3-鎖編み2-長編み3-鎖編み2-長編み3-鎖編み1を編み入れ、はじめの長編みの頭に針を入れて中長編みでつなぐ。
輪の中心の糸を引き、輪を引き締める。
≫【長3-鎖2】を4回輪の中に編むということです。
最後は鎖1+中長編みとなります。
2.立ち上がりの長編みを編み、鎖編みと中長編みのスペース(1つ目の角)に針を入れ、長編みを編む。(長編み2)
1つ目の辺:前段の長編みに長編みを編む。
2つ目の角に長編み2-鎖編み2-長編み2を編み入れる。
2つ目の辺:前段の長編みに長編みを編む。
3つ目、4つ目の角と辺も同様にあむ。
最初の角に長編み2目編み入れて、鎖編み1編み中長編みで最初の立ち上がりの長編みの頭につなぐ。
次の段からも同じように繰り返して8段目まで編みます。長編みは各辺31目ずつになります。
≫【長2-前段の数の長-長2】-【鎖2】を4回編むということです。
最後は鎖1+中長編みとなります。
サイドの部分を編んでいきます
9段目から20段目まででバッグのサイドの部分を編みます。
9段目では1辺の中心で3目減らし、10段目から20段目は増減なしで編んでいきます。
かぎ針編みのグラニーバッグの編み図:横 |
9.1辺に付き31目あります。
今までと同じように角に長編み2目編み、次の目から長編みを14目編みます。(長編みは合わせて16になる)
3目飛ばし、残りの長編みにも長編みを編み角に長編み2目編み入れます。(長編み16)
次の辺からも同じように前段の中心の3目を飛ばしながら、角で増し目をして編み進めて最後に中編みでつなぎます。
≫【長2-長14-3目飛ばし-長14-長2】-【鎖2】を4回編むということです。
最後は鎖1+中長編みとなります。
10.
1辺目:長編み2目を角に編みいれたら、
前段で飛ばしたところの3目手前まで長編みですすむ。
真ん中の手前3目まで編んだところ 次の2目で長編み2目1度編む |
ここからの6目で目を減らしながら編む。
(6目を2目に減らします)
次の2目を長編み2目1度で編みます。
次の2目を飛ばします。
次の2目を長編み2目1度で編みます。
はじめの2目に未完成の長編みを編んだところ 次の2目はとばす |
6目の最後の2目に未完成の長編みを編んだところ 続けて長編みを角の手前まで編んでいく。 |
角の手前まで長編みで進み、角に長編み2目編みいれる。
鎖編み2目編む。
2辺目からも
【長2-真ん中の3目手前まで長-長編み2目一度-2目飛ばし-長編み2目一度-角の手前まで長-長2】-【鎖2】
を、繰り返し編む。
最後は最後は鎖1+中長編みで初めの長編みの頭につなぐ。
20段目まで同じように繰り返し編みます。
糸は切らずにそのままにしておきます。
≫各辺の最初と最後の角に編む長編みで+4になるので、平面にならないように辺の中心の部分で-4しています。(プラスマイナス0)
本体が編めたところ 糸を切らずにそのまま続けて鎖編みを編む。 |
バッグの持ち手を編みます
鎖編みでバッグの持ち手を編み細編みを編みつけ、バッグ本体の上部に縁あみを細編みで編みます。
1.本体から続けて鎖編みを80目編み、隣の角に細編みで編みつけて糸を切ります。
2.逆の角に糸をつけ鎖編み80目を編み隣の角に細編みで編みつけます。
そのまま、本体の長編み部分を細編みで編んでいきます。
真ん中の2目は細編み2目一度で編みます。残りにの長編みにも細編みを編んでいきます。
次の角まで来たらハンドルの鎖編みにそれぞれ細編みを編んでいきます。
続けて次の辺にも細編みを編んでいきます。さきほどと同じように真ん中の2目は細編み2目1度で編みます。残りの長編みにも細編みを編んでいきます。
次の角まで来たらハンドルの鎖編みにそれぞれ細編みを編んでいきます。糸を切ります。
V字になっている真ん中の2目は細編み2目一度で編む |
細編み2目一度を編んだところ |
3.まだ縁あみをしていない辺の角の隣の長編みに糸をつけます。
細編みを編んでいき、さきほどと同じように真ん中の2目は細編み2目1度で編みます。残りの長編みにも細編みを編んでいきます。
次の角まで来たら細編みを編みつけていない側の鎖を拾ってそれぞれ細編みを編んでいきます。糸を切ります。
4.残りのまだ縁あみをしていない辺の角の隣の長編みに糸をつけます。
細編みを編んでいき、さきほどと同じように真ん中の2目は細編み2目1度で編みます。残りの長編みにも細編みを編んでいきます。
次の角まで来たら細編みを編みつけていない側の鎖を拾ってそれぞれ細編みを編んでいきます。糸を切ります。
それぞれ残った糸で長編みにつなげて糸端を処理して完成です。
かぎ針編みグラニーバッグ編み図
PDFを用意してみました。上に掲載している画像と同じものになります。
よろしければダウンロードしてお使いください。
かぎ針編みグラニーバッグ編み図
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