往復編みで編むかぎ針編みのミニポーチの編み方と無料編み図
かぎ針編み中長編みの簡単ミニポーチ
かぎ針編みのミニポーチ |
かぎ針編みの往復編みで簡単に編めるミニサイズのポーチの編み方です。
ポーチの本体部分は中長編みだけで編んでいくのでかぎ針編みの初心者の方にも簡単に編んでもらえると思います。
スイカなどの交通系ICカードケースとして、リップクリームなどをしまっておくポーチとして使うのに便利なサイズ。
初めの鎖あみの作り目を長くすれば、細長いポーチも編むことができるのでペンケースや眼鏡ケースも簡単に応用して編むことができると思います。
かぎ針編みミニポーチの作り方
ポーチのセンター部分から往復編みで6段編み、1周引き抜き編みをした後に横の部分をそれぞれ縫いポーチにしたてる。好みのボタンを付ける。
仕上がりサイズ
用意するもの
- かぎ針:7号
- 針に合った毛糸
- マグネットボタン(お好きなもので)
- ニットマーカー:2個(安全ピンなど印になるもの)
編み方の説明写真に使っている糸ははスキーのコットン。
カラフルなポーチはダイソーで売っているシフォンケーキのカラフレジュレを使用しました。1玉使わずに編むことができます。
出てくる編み方
- 鎖編み
- 中長編み
- 引抜き編み
ミニポーチの編み方
- 立ち上がりの鎖編みは1目と数えない。
- 往復編みで編む。
本体部分
増やす部分の編み図 |
1.
鎖編み30目のあと、鎖編み1目で立ち上がり鎖編みの片側を拾うように29目中長編みで進む。
作り目のあと中長編み29目、30目めに中長編み5目編み入れる。 ピンクのマーカーが30目め。 |
30目め(いちばん最初の糸端がでている鎖編み)に中長編み5目を編みいれる。(5)
ここで編みいれた5目の最初と最後の目に印をつけておく。
1段目が編み終わったところ |
残りの29目の鎖編みそれぞれに中長編みを編む。29-5-29(63)
鎖編み1目編み編み地を裏返す。
2.
中長編み29目編む。(印をつけた手前の目まで編む)
印の間の5目で目を増やしていく |
2-1-2-1-2ずつ中長編みを編み入れる |
印~印の間の5目を8目に増やす。
中長編みを【2-1-2-1-2】の順に編む(+3)(8)
この8目の最初の目と最後の目に印をつけておく。
段の終わりまで残りの29目に中長編みを編む。
鎖編み1目編み編み地を裏返す。29-8-29(66)
3.
中長編み29目編む。(印をつけた手前の目まで編む)
本体部分の完成 |
メモ:この段から増やす部分の元の目数は偶数になっているので真ん中まで編んだら左右反転させた増やし方になる。
この段の場合元の目数は8目。4目分に編みいれると半分までくるので残りの4目には左右反転させた増やし方をする。
段の終わりまで残りの29目に中長編みを編む。
鎖編み1目編み編み地を裏返す。29-12-29(70)
4.
中長編み29目編む。(印をつけた手前の目まで編む)
前半の6目部分で9目にする |
印~印の間の12目を18目に増やす。
中長編みを【2-1-2-1-2-1】|【1-2-1-2-1-2】の順に編む(+6)(18)
この18目の最初の目と最後の目に印をつけておく。
段の終わりまで残りの29目に中長編みを編む。
鎖編み1目編み編み地を裏返す。29-18-29(76)
5.
中長編み29目編む。(印をつけた手前の目まで編む)
鎖編み1目編み編み地を裏返す。29-18-29(76)
5.
中長編み29目編む。(印をつけた手前の目まで編む)
5段目の前半9目を13目に増やしたところ |
印~印の間の18目を26目に増やす。
中長編みを【1-2-1-2-1-2-1-2-1】|【1-2-1-2-1-2-1-2-1】の順に編む(+8)(26)
メモ:【1-2】を4回編み、最後の目は1
26目に増えたところ |
この26目の最初の目と最後の目に印をつけておく。
段の終わりまで残りの29目に中長編みを編む。
鎖編み1目編み編み地を裏返す。29-26-29(84)
6.
中長編み29目編む。(印をつけた手前の目まで編む)
6段目:13目を18目に増やしていく |
印~印の間の26目を30目に増やす。
中長編みを【2-1-1-2-1-1-2-1-1-2-1-1-2】|【2-1-1-2-1-1-2-1-1-2-1-1-2】の順に編む(+10)(36)
メモ:【2-1-1】を4回編み、最後の目は2
仕上げ:
引抜編みを編んでいく |
横側に引き抜き編みを編んでいるところ |
折り返しの長さを決める |
縫い合わせる |
縫い合わせたところを横から写した |
ポーチの形に折ってみて好みの深さのところで縫い合わせる。
反対側も同じように縫う。
好みのボタンなどを取り付けて完成。
参考:
増やす部分で何番目の目に2目編みいれるか何目ずつ増やしていくのかを書いたものです。2段目:1 3 5 (8)
3段目:2 4 5 7 (12)+4
4段目:1 3 5 8 10 12 (18)+6
5段目:2 4 6 8 11 13 15 17 (26)+8
6段目:1 4 7 10 13 14 17 20 23 (36) +10
例:2段目は5目ありますが、1番目と3番目、5番目で増し目をするという意味です。
お読みいただきありがとうございました
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