基本のグラニースクエアに細編みと鎖編みで構成された配色糸の段を入れて編むスクエアモチーフの編み方を紹介します。配色糸の色の組み合わせによっては孔雀の羽のようにも見えますね。
このスクエアモチーフはライブ配信で編み方を紹介してものになります。
ライブ配信とは配色糸を引き出すところが異なりますが、この記事で採用している方法でもどちらでも編むことができます。
こちらにアーカイブを残してあるのでご覧になってみてください。
また、編み図は記事の最後に載せてあります。
でてくる編み方
- わの作り目
- 鎖編み
- 細編み
- 長編み
- 引き抜き編み
用意するもの
- お好みの色の毛糸2色
- 糸に合ったかぎ針
モチーフの構成
グラニー編み=長編み3目を束に拾うブロックで編まれている段と、配色糸を使って細編みと鎖編みで編まれている段を交互に編みます。
グラニー編みの段は前々段の同色の段にある鎖1目のスペースもしくは角の部分の鎖2目のスペースに針をいれて、前段の配色糸の段も一緒に束に編みます。(目を拾わずに鎖の部分を編みくるむ。)
長編み3目のブロックとブロックの間は鎖1目が入ります。角の部分は鎖2目となります。
配色糸の段は長編み3目のブロックの長編みの足と足の間に細編みを編み付け、細編みと細編みの間は鎖3目ずつ編みながら進んでいきます。角の部分のみ鎖4目となります。
▶長編みの段の角は鎖2目、配色糸の段の角は鎖4目。
モチーフの編み方メモ
1段ごとに色を変えます。各段の終わりでは糸を切らずに、編み終わりのループを大きく引き出しておきます。
長編みの段では前々段の角のスペースから針を入れ、残しておいたループを表に引き出して編み始めます。
配色糸の段では1段上の1つ目(角)の長編みのブロックにある3目のうち、1目めと2目めの間に針を入れ、残しておいたループを引き出し編み始めます。裏側は斜めに糸が渡ります。
長編みの段の繋ぎ方
最後の長編み3目のブロックを編み終わったら、鎖編み1目のあと最初の目の頭(立ち上がりの鎖編み3目の3目めのこと)に針をいれて細編みを編みます。
以下の説明では「繋ぐ」と表記します。
▶編み終わりの位置を角の中心部分にしたいので、この繋ぎ方を採用しています。
モチーフの編み方
奇数段:長編みの段
偶数段:配色糸の段
長編みの段の立ち上がりの鎖3目は1目と数える。以外の説明内では単に長編みと表記します。
配色糸の段の細編みは全て長編み3目の足と足の間に編む。
1段目
わの中に、
長3-鎖2-長3-鎖2-長3編み入れ、鎖1のあと、最初の目に細編みで繋ぐ。
針にかかっているループを大きく引き出して休ませておく。
*立ち上がりの鎖3目は長編みとして数えます。
2段目
長編みの足と足の間に糸をつけ、鎖3、次の足と足の間に細編み。
角は鎖4目。繰り返し編み、最初の目に引き抜き編みで繋ぐ。
針にかかったループを大きく引き出して休ませておく。
3段目
編地の後側にある休ませているループを1段目角の鎖2目のスペースから引き出す。
配色糸の段も編みくるむように立ち上がりを編み、長編み2。
鎖編み1目のあと、角は長3-鎖2-長3で編む。
1周編んだら1段目の要領で鎖編み+細編みで繋ぐ。
4段目
2段目と同じように、配色糸を長編みの足と足の間から引出し鎖編みを編む。鎖3-細1。
長編み3目のブロックとブロックの間も鎖3。次の長編み3目のブロックにも細1-鎖3-細1。
角は鎖4目。同じように繰り返し編む。
5段目以降奇数段
前々段(5段目の場合は3段目)の鎖1スペースには長編み3のブロックを編み、角である鎖2スペースには【長3-鎖2-長3】を編む。ブロックとブロックの間は鎖1目。
6段目以降偶数段(配色糸の段)
角の部分は鎖4目編み、長編みのブロックの上には【細1-鎖3-細1】を細編みは足の間に編み、ブロックとブロックの間も鎖3目で編む。
お好みの大きさまで編んだら完成ヽ(=´▽`=)ノ
変わりグラニースクエアモチーフの編み図
PDFデータの販売しています。
プリントアウトなさりたい方やタブレットなどで大きく表示したい方におすすめです。
編み図のように配色糸の段で終わってもよいですし、グラニー編みの段で終わってもどちらでもお好みで決めてみてくださいね。
私はコットン糸で編んでそのままコースターとして利用しています。
配色糸をファンシーヤーンやファーヤーンなど作品全体に使うには難しい糸を使ってみるのもおすすめです。
どんな作品になったか、見せてもらえるととっても嬉しいです。
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