ダイソーマクラメヤーンで編むスマホポシェットの編み方を紹介します
かぎ針5号とダイソーマクラメヤーンを使って編むスマホポシェット(スマホポーチ)の作り方を画像付きで解説していきます。かわいらしいコードも一緒に編んでみましょう。
模様編みを使って編んだポシェットはしっかりした編み上がりで使いやすくしあがりました。
出てくる編み方は基本のステッチと模様編みです。
模様編みも落ち着いて編めば難しくありません。
編み方のポイントを補足動画としてまとめてみたのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回はピンクを使いましたがブラウンやネイビーなどの落ち着いた色もあるのでお好みに合わせて作ってみてくださいね。
このスマホポシェットに使用した糸はダイソーで購入することができます。
こちらの記事でどんな糸か紹介したので読んでみてくださいね。
≫ダイソーのマクラメヤーンファインを編んでみた感想
いるもの
- ダイソーマクラメヤーンファイン 2玉
2つ編んでみたところどちらも足りましたがピンクは本当にギリギリでした。糸玉によって量が多少前後するかもしれないので心配な方は3玉ご用意ください。
- かぎ針 5号
- 手芸用ボンド
- 縫い付けタイプのマグネットボタン(ホック)10mm~14mm程度のもの 1セット
- ナスカン 長さ30mm程度 リング径8mm~10mm程度のもの 2個
- お好みで飾りボタン
- 定規/メジャー
- ハサミ
- 毛糸とじ針
- 縫い針
- 縫い糸
サンプルに使っているボタンの販売を開始しました。
アンティークカラーのボタン |
ネジで簡単に取り付けができるマグネットホックです。
取り付けには小さめのドライバーが必要ですが、縫う手間がないので楽ですよ。
完成サイズ
本体:横9.5cm縦17cm
フラップ:横2.5cm 縦8cm
コード:長さ110cm程度。
本体のサイズ変更は2の倍数ごとに可能です。
出てくる編み方
- 引き抜き編み
- 鎖編み
- 細編み
- スペシャルステッチとして細編みの変わり玉編み=細変玉編みとします。
細編みの変わり玉編みの編み方
細編み3段編んだ後に各段から糸を引き出す編み方。細編み3段+細変玉編みの4段で1模様となります。
細編み3段分から拾う部分を矢印で示しています。 水色の矢印は2目めに拾うところです。 |
鎖編み1目で立ち上がり、 頭に針をいれ糸を引き出したところ。 |
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編み方補足動画をご確認ください
細編みの変わり玉編み・つなぎ方・フラップのポイント・コードの編み方の補足動画をYouTubeにアップしています。ぜひご覧になってください。
スマホポシェットの作り方
本体部分を下から上に向かって17cmほど模様編みで編みます。
フラップ部分を編みボタンをつけ本体に縫い付けます。
コード(ポシェットの紐)を110cmほど編みます。
ナスカンに付けたあと本体に取り付けて完成です。
スマホポシェット本体部分の編みかた
鎖編みの作り目のあと細編みで1段編みつなぎます。
その後は「細編み3段+細変玉編み」の模様編みを繰り返し編み、最後の段に細編みを編みます。
つなぎかた:一般的なつなぎ方とは異なる方法を用いますのでよくお読みください。
細編みの段のつなぎ方
最後の細編みの頭に針をいれ糸を引き出す。針にはループが2つかかっている。
次にその段の1目め(最初に編んだ目)の頭に針をいれ引き出した糸で2つのループを引き出す。
最後の目に針をいれ糸を引き出したところ。 次にそのまま最初の目の頭に針をいれる。 |
最初の目に針をいれ糸を引き出したら、 そのまま針にかかっている2つのループを引き抜いてつなぐ。 |
つなぎ終わったところ。 このまま立ち上がりの鎖を編む。 |
細変玉編みの段のつなぎ方
段の最後の細変玉編みが編めたところ。 最初の目を飛ばして2目めにつなぐ。 |
2目に針をいれ糸を引き出したところ。 このまま元から針にかかっているループを引き抜いてつなぐ。 |
ループを引き抜いたところ。 この繋いだ時にできた目を1目と数える。 |
立ち上がりのあと細編みを編んでいるところ。 |
最後の目に細変玉編みを編む。
その段の1目めを飛ばし2目めの頭につなぐ。
この時にできた目を次の段の細編みの時に拾うので、つないだときにできる目を大きめ(普通の目と同じくらい)にするよう気を付ける。
スマホポシェット本体部分を編んでいきましょう。
作り目
糸端を30cmほど残して鎖編み30目編む。
≫残した糸端を使って最後に底の部分を綴じます。
1段め
鎖編み1目で立ち上がりすべての目の裏山を拾って細編みを編む。上記細編みの段のつなぎ方のように注意してつなぐ。(以降「つなぐ」と表記します)
2段め~4段目:細編みの段
各段立ち上がりの鎖編みのあと細編み30目ずつ編む。段の終わりはつなぐ。
4段目まで編み終わったところ。 糸端は綴じるためにつかうので長めに残しておく。 |
5段め:細変玉編みの段
細編みの変わり玉編みを3目編んだところ。 |
鎖編み1目で立ち上がりすべての目に細変玉編みを編む。
上記つなぎ方のように注意してつなぐ。
≫2段目~5段目の4段で1模様の完成です。
6段目~37段目
8回模様編みを繰り返し37段目まで編む。
→模様編みは最初に編んだものも含めて9模様です。
≫細変玉編みの段の次の段(模様編みの始まりの段)で細編みを編むときは、「繋いだ時にできた目」にも細編みを編みます。この目に編む細編みが段の最後の目となります。
最後の細編みは「繋いだ時にできた目」に針をいれ、 1目の頭にも針をいれ引き出した糸で2つのループを引き出しつなぐ。 |
細編みで3目編み進んだところ。 写真は14段目(模様編み3つめスタートの段) |
最後の段(38段)
細編みを全ての目に編み最初の目につなぐ。糸を切る。
底の部分を残しておいた糸を使ってとじる。
底の部分を残しておいた糸を使って綴じる。 |
糸始末をして本体の完成。糸端がほつれやすいので手芸用ボンドをつけておくと安心です。
スマホポシェット本体部分の編み上がり |
糸端がほつれやすいのでボンドでとめると安心 |
フラップ部分の編みかた
細編みでフラップを編みます。2段目までは段の終わりで編み地を裏返し往復編みで編みます。本体が編めたら細編みで根元の部分(本体に取り付ける部分)を拾い、1周引き抜き編みを編みます。
フラップ部分の編み図
フラップの編み図 |
編み方
糸端から30cm程度のところに作り目をする。
1段目:(編み図の黒い段)
鎖編みを14目編む。
鎖編み1目で立ち上がり、奥の半目を拾いながら13目編む。
14目めに細編みを4目編みいれる。
反対側にも細編みを13目編む。鎖編み1目で立ち上がり、編み地を裏返す。
鎖編みのあと、細編みを13目編んだところ。 最後の目に細編み4目編みいれる。 |
細編みを4目編みいれたところ。 |
反対側も目を拾って編んだところ。 このあと鎖1目で立ち上がり、編み地を裏返す。 |
2段目:(編み図の赤い段)
細編みを13目編む。
続く4目に、細編み2-細編み1-細編み1-細編み2の順で編みいれる。
反対側にも細編みを編む。
細編みを13目編んだあとに、 細編み2-細編み1-細編み1-細編み2を 編みいれたところ。 |
3段目:(編み図の青い段)
編地を90度回転させ、細編みで5目拾う。
その後、引抜編みを1周編み、最初の細編みの頭に引き抜き編みでつなぐ。
フラップの編み上がり |
本体に縫い付ける
残しておいた糸端を使って本体裏に縫い付ける。
真ん中あたりの5目に縫い付ける |
縫い付けたところ |
マグネットホックを縫い付ける
マグネットホックを縫い糸と縫い針を使って縫い付ける。
コード部分の編みかた
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繰り返し110cmほど編む。スマホを入れると少し伸びます。
市販のポシェットの紐の長さは120cmのものが多いですが身長や好みに合わせて変更してください。
110㎝ほど編めたらナスカンに縫い付ける。
端を折り返してナスカンに縫い付ける |
完成ですヾ(*´∀`*)ノ お疲れ様でした。
編み方のご利用について
このスマホポシェットの編み方を使用して編んだ作品を販売可能です。
編み方そのものを販売したり・改変したり・また自分のデザインであるなどと虚偽の情報を流布することは禁止します。
お読みいただきありがとうございました
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これからもかぎ針編みの楽しさを伝えるコンテンツ作りをしていきたいです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
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